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トットちゃん


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みんな知ってる黒柳徹子。
何となく知ってるユニセフ親善大使。

『窓ぎわのトットちゃん』が出版されてから30年近く経つそうです。
世界で読まれているこの本をまだ読んだことがありませんでした。

ひょんなことから“徹子マイブーム”になり手にした2冊の本。
そして今まで徹子さんについて何も知らなかったことを後悔しました。

『窓ぎわのトットちゃん』は徹子さんの幼少期の学校のお話。
どんな時代も人々が持っていなきいけない“やさしさ”や“愛情”や“いのちの尊さ”を
素直で感受性豊かなトットちゃんの目線は、それを特別なことでは無いと教えてくれます。
それが戦争の最中だとしても。
こどもを持つお父さんお母さん、教育者の方には是非(読んだことがある人ももう一度)読んでほしい一冊です。

『トットちゃんとトットちゃんたち』は徹子さんのユニセフ親善大使としての活動をまとめた本。
貧困に苦しむ国々で今も起こっている目を覆いたくなるような事実。
しかし、遠い国のことだからといって知らないいまま過ごすにはあまりにも無責任と感じさせられます。
この本を読んでいるときにちょうどハイチでは大地震が起きました。
もちろんハイチも貧困に苦しむ国のひとつです。
戦争や宗教間の対立など、誰が悪いという考えではなく
しかしそれによって子供たちは悲惨な境遇に遭っているという事実を徹子さんは飾らない言葉で解りやすく伝えてくれます。
刻々と変わる世界情勢や、様々な分野で人々の役に立っているたくさんの人の情報よりも
残念ながら日本では、つまらない芸人や音痴な歌手や世間知らずの政治家の情報ばかりが無責任にタレ流されています。
日本のような豊かな国は世界のほんの13%。
でも残りの87%の国で自殺をする子供はほとんどいないそうです。
“豊かさ”っていったい何なんでしょうか?

「ほとんどの子供が誰にも知られず、文句も言わずにひっそりと死んでいる」
「産まれてから戦争しか知らない子供たちがいる」

この文章に何を感じますか?

テレビに飽きたら本を読みましょう。




◇今週のcaci-suはこんな感じ^^
by olive060502 | 2010-01-19 23:51 |