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HAIRSALON olive

仕事服

最近、作業着が気になる。

作業着というと、ちょっとニュアンスが違うから『仕事服』と呼びたい。

整備士のひと。
パン屋のひと。
お寿司屋のひと。
植木屋のひと。

仕事に合わせて、それぞれ機能のある
仕事服がある。

その機能に満たされた仕事服に
身を包んで働く姿はかっこいい。

でも、それは決して機能が優先で
汚れてもいいように...
と、いうのは二の次だと思う。

有名なレストランでは、コック服が汚れていると着替えさせられるという話を聞いたことがある。

もちろん、汚れたらすぐ洗えるというのも機能の一つだろう。

しかし、いい仕事をする人は
どんな分野でも汚さない仕事をする人が多い気がする。

そんな人の仕事服姿はやはりかっこいい。

では美容師はどうだろうか?
最近は基本的に私服の美容師が多い。
その私服選びから、その美容師のセンスや個性をお客様に感じてもらったり
逆にアピールする傾向が強いと思う。

確かに、職種的に間違ってないし
自分自身、若い時は「好きな格好で仕事が出来る!」という理由も
この仕事を選んだ理由の一つだった。
現に今だってファッションは好きだ。

けど、最近なにか違うような気がする。

先に述べた職種の人たちの仕事服姿が
かっこよく見えて感じることは
美容師が私服で自己アピールをするなんて、なんか格好悪い....
ということ。

美容師はアーティスト。。。
なんて、たまにカテゴライズされる風潮があるけど
全く間違ってると思う。

アーティストっていうのは
無欲と偶然が産物となる作品を作れる人だと思ってる。

美容はあくまでも技術職。
格好良く言ってクリエイターだと思う。

クリエト=造る

これは、美容師も整備士もパン屋も寿司屋も植木屋も共通してると思う。

自分が仕事とするものに対して
一生懸命クリエイトする。

そういう人を目にする機会が多いから、仕事服がかっこいいと思うのだろう。

美容の仕事も私服では、色味の暗い服を着ると鏡越しにお客様の髪の毛が見えにくくなってしまったり
カットした髪の毛がつきっぱなしになりやすいなどの問題がある。

なら、髪の毛がササっと払える素材で
明るい色の仕事服で仕事をすればいい!

と、思った。

なので、最近oliveではショップコートをユニフォームとして着用してます。
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美容師は外見からの自己主張は必要なくていいのでは?

接した時のフィーリングと
造られる髪型

それは、例えばレストランなら
『接客と味。』

大事なのは、一番重要なことに
機能的になれること。
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そんなことを考えながら
仕事服姿が板に着く美容師になれたらいいと思う。




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by olive060502 | 2014-11-12 14:06